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【ニュース】累計自殺者数の増加 (http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=944055&media_id=4)
7月の自殺者数は2753人で、昨年同月より101人(3.8%)増えたことが28日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。1月以降すべての月で昨年を上回っており、7月までの累計は899人(4.7%)増の1万9859人となった。
12年連続で3万人を超え、過去最悪だった2003年の3万4427人に迫るペースが続いている。昨年は「就職失敗」「失業」など不況の影響とみられる原因・動機の自殺が大幅に増えたが、今年7月の完全失業率(季節調整値)が過去最悪の5.7%となるなど環境は改善されていない。
累計自殺者数の増加が目立った都道府県は、沖縄(42%増の266人)、山口(33%増の275人)、高知(17%増の152人)、岡山(同284人)など。減少率が最大だったのは鳥取(26%減の93人)で、長野(8%減の336人)、宮城(同342人)、愛媛(同237人)、滋賀(同205人)が続いた。
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人はそれぞれに固有の価値があって、比べることそのものが無意味だ。誰だって、生きる価値は必ずあって、必ず役に立てる。
例え障碍を持っていても、決して社会のお荷物ではないし、援助を受けなければ生きていけないわけではない。自分の力で、社会に貢献していくことが誰だってできる。保育の現場にいるとよりいっそうそう感じられる。 私は障害をもっている。だからそんなことを思うのだろうか。健常者といわれる人たちはそんなこと思いもしないのだろうか。
保育の現場で、職員との話のなかで、近年の日本の自殺率の話題が出た。 私は幼い頃からずっと「お前は生きる価値のない人間だ」と罵られ、暴力と孤独のなかで育った。 生きる価値をずっと見つけられずに結果的に生きてきてしまったわけだが、常に死と隣りあわせの生き方をしてきた私は、「人間なんていつ死ぬか分からない。明日死ぬかもしれない。だから今を。 とにかく今を精一杯生きなければならない。」と悟ったときに生き方はかわった。人間いつ死ぬか分からないのだから、明日死ぬかもしれないのに、今死のうなんて何て無意味なことだろうか。そのときがきたなら、勝手に燃え尽きるだろう。そう悟ってからは常に前を向くようになった。 誰しも、自分の死を遠いものと思い込んでいる。 本当はいつ来るか分からないのに。だから生き方を大事にせずに無駄に時間を浪費したりするし、だから自殺してしまうのではないだろうか。 自分で終えなくても、勝手に終るのに…。
どう生きるかは、どうやって死ぬかということだ。 だとしたら自殺も1つの死に方。それを美学としている人がいるなら、それは否定できないのかもしれない。ただ私はこう死にたいと思ったとき、こう死ぬためにこう生きなければならないと、ただ前を向いただけなのかもしれない。

生きるということは、いかにして死ぬかということだ。人は、生まれたときから死へのカウントダウンがはじまる。 死を見つめたとき、生き方が見える。

(2009年8月30日)【穴山安治(小助)】

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プロフィール
HN:
小助
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/03/10
職業:
保育士
趣味:
考古学
自己紹介:
法学部法律学科を卒業後、小中高校生への学習指導講師を経て、幼少期からの夢の保育業界に転身し6年目。労務管理を得意とする異色の保育士として施設長経験も有り、現在は知識・技術・経験を活かし講師として労務と保育を説く。
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